kunion's world tour episode #23
新庄剛士SFジャイアンツ移籍記念
(のハズが、今年2003年、彼はすでにNYの人(笑) )
なので、祝「カレイドスター」放映開始決定記念
サンフランシスコ勝手にロケハン旅行
(2002.3.29-4.2)

ノースウェスト28便は、成田での出発の遅れを取り戻しつつ太平洋上を順調に飛行を続けていた。2002年3月29日午前2時。すでに僕の腕時計はアメリカ西部標準時に合わせてある。日本との時差-17時間。29日の午後成田を発ったこの飛行機は、同じ29日の早朝にサンフランシスコに到着する。日付変更線マジック。まるまる一日得した気分になるのだが、帰りのフライトでその分はまるまる消失する。

急に3月末にぽっかり休めそうな気配になった。週末を挟んで5日くらいなら東京を離れても大丈夫そうだ。そろそろどこかへ出かけたい気分になっていた僕は、すぐさまサンフランシスコ行きの手配をした。3泊5日。少々きついプランだけれど、ぶらっと町歩きをするにはちょうどいい。気に入って、もっといたいなぁと思ったら、また来ればいいのだ。そう、「想いを残す」ことが旅行のコツだと僕は知っている。「もうお腹いっぱい」と言うところまで堪能してしまうと、いくらそこがいい場所でもなかなか「次」はやって来ない。

これまでだったらこういう場合、たいていNYマンハッタンで過ごすんだが、今回は違った。別に「9.11」のせいではない。テロを恐れるならNYもSFも同じ。アメリカに行こうとは思わない。むしろツインタワーの消えたNYを見に行こうとも思ったんだが、それじゃあんまり月並みじゃないか。で、ボツ。

では、なんでサンフランシスコなのか?

僕のお気に入りのWebサイトのひとつに「桜花通信」というサイトがある。サンフランシスコ在住の桜花さんという女性が、彼女の日常を紹介している(現在彼女は旦那様と帰国して東京在住)。そこに綴られている街に実は恋してしまっていた。それに僕のお気に入りのドン・ジョンソン主演のドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」の舞台もサンフランシスコなのだ。そうか、これだ、サンフランシスコだ!とにかく行って見てこよう!

そしてもうひとつ大きな理由。それは翌年(つまり今年2003年)の春から放送開始予定と決まった新作アニメーション「カレイド・スター」の'ひとりロケハン'であった。別に頼まれたワケではない。そう「勝手にロケハン」である。「カレイド・スター」はアメリカ西海岸の都市が舞台となる。が、あまりにも資料写真がない。観光ガイドのムック本の写真ではなかなか解らないことの方が多いのだ。で、ロケハン。大量に写真を撮りまくってこよう!というわけである。

というわけで、サンフランシスコである。

実はこの旅行からフィルムのカメラを使うのをやめた。今回の写真はすべてデジタルカメラ(OLYMPUS CAMEDIA4040)の画像である。

↑ホテル近くの路上(Civic Center)で撮り始め
↑この街はこうしてメインストリートをトラムが走る
↑何撮ってもそれなりに絵になるのが外国マジック(笑)
↑路上のいたる処で黒人がたむろしてるのはチョット恐い(笑)

さて、サンフランシスコ到着である。入国審査を終えて到着ロビーへ。早朝の到着ロビーはガラガラである。その片隅にあるカフェでカプチーノをすすりながら、ここで初めて「地球の歩き方」を開く。時計はまだ午前8時を少し過ぎたところ。まぁ、時間はあるしな、とゆっくり構える。空港から市内へのアクセス方法を調べるが、何が早くて安いのかが判らない。その辺にいた係員に尋ねると、出発ロビーのフロアから出ている「Super Shuttle」が良いとのこと。「Super Shuttle」?本にはそんなのなかったけどなぁ、と思いつつも、1フロア上の出発ロビーへ。ああ、乗り合いのミニバス(バン)であった。なるほど「Super Shuttle」ってバス会社の名前だったのだね。

このミニバス、行き先別に何台も待機していて、ある程度お客が乗ったら出発する、というシステムで、僕の行くCivic Center方面のバスは、結局僕ともうひとりのお客だけで出発。バスは片側5〜6車線もあったりするガラ空きのハイウェイを爆走、一路市内ダウンタウンへと向かう。天気は晴れ。すこぶる気持ちがよい。それにしてもハイウェイ広すぎ。ふと成田-東京の貧弱な高速道が頭に浮かぶ。で、アッという間にホテル前に到着。わずか15分ちょっとのドライブである。荷物を下ろし、ドライバーにチップ込みで$20。

さて、ホテルである。僕が予約しておいたのは「Holliday Inn Civic Center」。だが時刻はまだ午前9時過ぎ。check-inにはさすがに早すぎである。とりあえずメインの荷物だけホテルで預かってもらい街へ出る。これから約6時間、街歩きである。

↑街中には映画「スパイダーマン」の宣伝ポスターが乱舞
↑SFのチャイナタウンは、北米西海岸最大
↑昼食に食べた巨大麻婆飯$4.75(約640円).さすがに玉砕(泣)
↑中国人の経営だけど、客は白人ばっかりだった
↑やっぱアメリカ西海岸と言えばホットドッグでしょ
↑EnbarcaderoCenter というショッピングセンター屋上のいい空間

さて、街歩きである。NYにはこれまで3回行ったが、それ以外のアメリカの都市は今回が初めてである。自分のカンを頼りにてくてく歩く。歩けば歩くほど、街全体がなんかのんびりしてるのを肌で感じる。NYはもうある種の緊迫感みたいなものがあったけど(僕はそれも結構好きだ)、この街は少し穏やかで柔らかい。NYが東京だとしたら、ここSFはさしずめ博多かな?それくらい街の表情が違うのだ。

ホテルを後にした僕は、メインストリートであるMarket St.を東へと歩く。やがてダウンタウンの中心パウエルSt.界隈へ。ケーブルカーの走るパウエルSt.の坂道を上り、ユニオン・スクエアをかすめブランド・ショップが軒を連ねる一角を通り抜けて、北米最大のチャイナタウンへと進む。そこからまたMarcket St.へと下り、Market St.の起点から埠頭の並ぶエンバーカデロへ。

さすが西海岸、カリフォルニアの青い空である。海の近くだというのにやたら湿度が低く過ごしやすい。ガンガン喉が渇くので、ミネラルウォーターのボトルが手放せない。この時期まだまだ肌寒いとガイドブックには書いてあったが、強い日差しに半袖がちょうど良い。着ていた長袖のシャツを脱いでTシャツ一枚になる。これは確実に「いい色」になるな(笑)。

↑こんな風景に何ともアメリカを感じるなぁ、と↑
↑埠頭サイドの街路(エンバーカデロ)の風景↑
↑彼はひとり延々曲乗りの練習をしていた
↑MarketStreet 東端(埠頭側)からの眺め

なんとかホテルにチェックイン出来る時刻となり、Market.StをCivicCenterへと戻る。途中「北米のソフマップ」(と僕が勝手に言っている)CompUSAに立ち寄る。さすがAppleのお膝元。店にはWinマシンと同じくらいの展示面積でMacがズラリ。なんか嬉しい。なんか買っちゃいそうな勢いである(笑)。

15:30、ようやくチェックイン完了。通されたツインルームは、なんとまぁ我が家(マンション住まいである)がすっぽり入っちゃうくらいの広さであった。

↑MarketStreetにてスプレー画家の路上パフォーマンス
↑ホテルの部屋から見たパシフィコ・ベル・パーク球場(ナイター中)

 

続きはこちら
NEXT→