kunion's world tour episode #21
エーゲ海の島々には、
果たして本当にあんなにたくさんの猫がいるのか?
(2001.4.26〜5.9)

実はうれしはずかし「新婚旅行」である。昨年11月の結婚式以来、ず〜っと関係各位に念を押し、根回しを続けて勝ち得た2週間(但しGW込みの休みですが) の休みである。で、行き先はというとギリシャ、エーゲ海に浮かぶ島、ミコノス島とサントリーニ島である。題して

「エーゲ海の島々には、果たして本当にあんなにたくさんの猫がいるのか?」

それは昨年の暮れのこと。2001年のカレンダーをあれこれ物色していたところ、「地中海の青い海に白い壁の建物、そしてそこで戯れる多くの猫たち」っていうカレンダーがあった。「ああ、そういえばコレって毎年よくカレンダーで見るんだけど、本当にこんなにいるのか?猫」と僕。おっ?そこでひらめいた。「そうだ、それを確かめに行くってのはどうだ?」

というわけで話はトントン拍子に進み(ゆきこさん的にも"猫がらみ"の企画なので"即OK"であった)、めでたく新婚旅行の行き先はエーゲ海と相成ったのであった。


4月26日(木)〜27日(金) 出国〜バンコク〜アテネ〜ミコノス

企画は立った。が、問題はそのブッキングである。
一部の例外を除いてパッケージ旅行が大嫌いな僕は、当然今回も自分でブッキング。1月のクソ忙しい合間になんとかいつものアクロス・トラベルに赴きギリシャまでの往復のチケットを押さえることに成功。が、あいにく東京-アテネ間は直行便が就航しておらず、どこかで乗り継ぎをしなくてはならない。しかもGWの出国ラッシュにかかるかかからないかという時期、ヨーロッパ乗り継ぎ便はどこもいっぱいでキャンセル待ちのかなり苦しい状況であったのだ。で、考えたのが、タイ航空利用バンコク乗り継ぎアテネ行き、というヤツ。コレだと26日の夜に成田を発って、同26日の深夜にバンコクでアテネ行きに乗り継ぎ、翌27日の早朝にアテネ着となる。うむ、なんか良さそうである。バンコク空港での乗り継ぎ時間の約40分ってのが気にはなるのだが、まぁなんとかなるでしょう。ということで、東京-アテネの往復はコレに決定。実はコレ結構安くて、なんと10万6千円也。さすがタイ航空。

ということで出発当日。
朝7時半まで完徹で仕事をこなし車中で仮眠しつつタクシーで帰宅。ゆきこさんはすでに旅行の荷物を背負って仕事へ出たあと。
休む間もなく、他のスタジオの仕事のテスト素材を数点作って回収依頼をメールして、海外ローミングサービス用のGRICの接続ソフトをダウンロードして、親兄弟に行程をメールして、それからやっと荷造り。
家賃もしっかり振り込んで15:00に自宅を出発。

15:42新宿駅発JR成田エクスプレス31号。途中東京駅でゆきこさんが乗車してきて合流(実は僕ら3日ぶりに会う!)。
17:00、成田空港第2ターミナル着。
団体カウンターですべての行程のすべてのチケットと予約を入れたホテルのクーポンを受け取り、タイ航空のチェックイン・カウンターへ。ところがここが長蛇の列&手際の悪さで延々1時間近くもまたされて、食事する間もなくまったく余裕なく出国となる。

19:10、定刻通りTG773便は出発。と同時に寝る。ぐぅ。
途中、機内食サービスで起こされるが、それ以外は約6時間のフライト中、延々寝続ける。
23:55(バンコク時間。時差は-2時間)、バンコク空港到着。ダッシュで乗り換え。ところがこの空港、めっちゃ広い上に空港の地上係員にウソのゲートを教えられ迷走。クソ暑い空港ロビーを走る走る。超ギリギリの時刻に搭乗ゲートになだれ込んだ。やれやれ。

定刻より10分遅れでアテネ行きTG946便が出発。で、またしても機内食サービス以外寝続ける。真夜中のフライト。雲の上を飛んでいるので、窓から見える星空が凄い!約9時間のフライト。高度3500フィートで迎える朝、御来光。エーゲ海ミコノス島を飛び越えて、07:05、アテネ空港着。

恒例、機内食シリーズ(成田-バンコク 左:フィッシュカレー、右:ビーフステーキ)
高度3500フィートの朝焼け
機内食シリーズその2 (バンコク-アテネ 朝食編 左:クレープ 右:たまご料理)
閑散としたアテネ新国際空港出発ロビー

入国カードなし、超あっさりの入国審査、税関チェックなしで入国。
11:20発のミコノス島行き国内線の出発まで空港内のロビーで過ごす。
今年3月開港のこの新アテネ空港、きれいなのだが閑散としていて、まるで日本の地方空港みたいである。しかも、国際線と国内線がすべて同じロビーで一緒に扱われていておもしろい。まぁ、全体の発着便数が少ないからなのだが、搭乗案内の電光掲示板を見ると、ロンドン行き、パリ行きなんかの国際線の表示に混じって、ミコノス行きやテッサロニキ行きなどの国内線の表示があってちょっとわかりづらい。

空港ロビー内には2004年のアテネオリンピックのオフィシャル・ショップがあって、オフィシャル・グッズが販売されている。
10:00頃チェックインして、食事。ピザ(1/6切れ)、コーラ、アイスティで3200ドラクマ(以下Dr.とする。約1000円)。う〜む、世界中どこに行っても旨いぞ!ピザ!

11:45、定刻をずるずる遅れて(ギリシャ的?)オリンピック航空OA656便ミコノス島行き出発。これがこれがなんと68人乗りのプロペラ機!すっげぇちっちゃい飛行機!う〜むプロペラ機初体験。さすが軽い機体だけあって離着陸は静かなもの。
あっという間に(約30分)ミコノス島に到着。あまりにもちっちゃい空港ロビーを出てササっとタクシーを拾ってミコノスタウンのホテルLETOへ(タクシー代2000Dr.)。

初体験のプロペラ機は68人乗りのこんなちっちゃいヤツ
オリンピック航空のマークは輪が6個
扉の向こうはコックピット
機内サービスあり!
で、ミコノス空港到着

代理店を通して予約入れておいたのだが、なんとホテル側に連絡が届いていなかった、というハプニングはあったが(おいおい!)、なんとかチェックイン。通された部屋のすばらしさにひとしきり感動して写真撮ったりしたあと、やおら通信関係のセットアップ。ところが大変な事態に直面!モデムチェッカーで電話線の状況を確認したところ、回線がリヴァースになっていて、このままでは日本から持ってきたPCのモデムでは繋げない。で、変換アダプターを咬ませればいいのだが、なんとあろう事かそのアダプターを自宅に忘れて来てしまったのだった!あ"ぁ〜。これでミコノスからのメールチェックもWebの更新も不可能。しかもこの先、サントリーニ島でもアテネでもひょっとしたらダメってこと!あ"ぁ〜あ"ぁ〜。玉砕!

まぁとりあえず(おいおい(^_^;)ギリシャの習慣に則ってシエスタ(昼寝)。
16:00、気を取りなしてミコノスタウンの探検に出る。

まるで冗談のようなほど白い街。正直サングラスなしではまぶしい白い迷路をふらふらと彷徨う。

ミコノスタウンの白い迷路

この白い迷路、写真で見たときはあんまり深く考えなかったのだけれど、思えば"白いままであり続けるため"には結構な努力がいるはずである。だって、放っておけば白いものはやがて汚れて汚くなっちゃうしね。そうしたら、やっぱりやっていた。街の至る所で、じいちゃん、ばあちゃん、はたまた若いにいちゃんまで、白ペンキ片手に汚れたところを上から白く塗ってるのだった。な〜るほど。こんな感じでこの街は維持されているのだ。それにしても、一戸あたりの年間の白ペンキの消費量って、一体どれくらいなんでしょう?政府や地元自治体からの「白ペンキ」の配給や税金の「白ペンキ控除」なんてのはあるのだろうか?

さて、まだシエスタから明け切らないのかほとんどの店はまだ閉まったまま。住宅街とおぼしきあたりを登っていくと、少し開けた場所にいきなり猫。しかも数匹。近づいていくと物怖じせずに「ずりっ」とにおい付けにやって来てくれる。奥さん、たちまち狂喜乱舞。それからあとも、あちらこちらに猫、いるわいるわ。なんとミコノス初日にして、猫と大量遭遇である。で、写真撮りまくり。

そんなこんなで街をざっと一回り。途中、どうにもお腹が空いたので、現地で初めての食事。お高そうな高級感あふれるレストランを敬遠しつつ、一本路地を入った若者系のお客がたくさんいて、繁盛してそうなオープンテラスなレストランに入る。とってもソフト麺(!)なスパゲッティとリゾット。そしてワインを少し。10000Dr.。さらにもう少し街を散歩してホテルに戻る。

午後7時、美しいことで有名な日没まではまだ間があったので部屋でゴロゴロしていたら、さすがに長旅の疲れが溜まっていたらしく、ワインの酔いも手伝って、二人あっけなく寝てしまい夕日を見逃す。目が覚めたら夜中の1時半。あ〜あ。で、また寝る。ぐぅ。

ミコノスの猫、初遭遇!
見よ!この素晴らしきソフト麺
本日の珍品:謎の日本語ステッカー


 
 
 
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