12月12日(日) アニメスタイル上映会イベントと和田高明原画集

新宿・歌舞伎町のロフト プラス1にて、アニメスタイルのトーク&上映イベント。第1部は我らカレイド班が誇る天才職人アニメーター和田高明氏の特集で、和田さんがしゃべる(笑)!ということで、"池P"こと池田プロデューサーをはじめ、渡辺はじめさん、追崎史敏さんたちと冷やかし応援に行ってきた。開演の1時間ほど前に会場に入ったら、いやぁもう満員の場内。ビックリである。で、関係者面して(あ、ごめんなさい(汗))控え室で池田氏、追崎氏と待っていたんだが、なかなか当の和田さんが現れない。現れない(汗)。おいおい、大丈夫か?と、ちょっと焦り始めた開演10分前、ようやく和田さんと金子嬢が到着。いやはや、相変わらずの和田さんあった(笑)。

トーク&上映会の方はこれまた大盛況。っていうか、会場のお客さんもさることながら、僕ら関係者席に陣取った応援団(カレイド班+和田さんの友人恩地さんら友人アニメーター軍)の方が、和田さんのひとことひとことに妙に突っ込み入れつつ盛り上がっているという不思議な光景が展開してしまったのであった。

↑写真は、この日先行発売された、和田さんの初の原画集。「カレイドスター」の和田さんのお仕事をまとめたもの。カレイド製作時は制作のシステム上、実は僕は原画を全然見ていないのだ(色指定作業は韓国のスタジオの色指定さんにお願いしていたため)。なので、この本であらためて和田さんの原画の"分厚さ"(笑)を体験したのだ。いやぁ、やっぱ作画の冴えが光る原画を見ると、色指定する方もいい意味で緊張するもんなのだ。ああ、和田さんの原画で色指定したいゾ!是非こんどは東映アニメーションでもお仕事を。ほら、劇場作品だったら、枚数とか気にしなくっていいし(爆)。

なんやかやと、楽しいイベントでありました。ちなみにちゃっかりご本人のサインいただいたのだった。

12月11日(土) で、師走のいろいろ
12月第1週にあったもろもろ

で、師走なんである。ひぇ〜。「どれみ」終わっても闘いの日々はさらに過酷に(泣)。

「リングにかけろ」はなんとかほぼ製作終了。次回放送分(12月15日)で最終回。なんと#11と#12一挙2本放送1時間スペシャルである。録画してる人は要注意!

「イリヤの空UFOの夏」#1は、実は今日アフレコだったりする。作画作業は終了。あとは僕ががんばるだけなんだが・・・。

今イチバン大変なのがコレ「ゼノサーガ The Animation」である。放送開始は来年1月第1週〜。って、来月じゃん!ひと月切ってるし(汗)。とにかく設定がメッチャ多い。結城さん、佐藤さん、大河さんの3人から上がってくるキャラ設定に埋もれる日々である。でもまぁ、僕にとっては初めてのメカモノなんで、実は密かにかなり楽しんでたり。

と、まぁ、そんな感じの師走の日々である。ああ、今年も年賀状がピンチ!

12月10日(金) いのちから、いのちへ

本日午前「おジャ魔女どれみナイショ」第13話が完成。そして午後から初号試写。これで「ナイショ」そして「おジャ魔女どれみ」は全部終了。最後のエピソードは、必要以上に肩に力の入らない(笑)、ステキな1本になりました。ああ、このエピソードで終われたのは、なんてステキなことだろうと、素直に僕は思ってたりします。

#12の終了から約2週間。この日記の更新も止まるほどの(決してドラクエ漬けになってたワケではないよ!)またしても過酷なスケジュールではあったのだけれど、いやいやどうして、#12に負けず劣らず、なかなかの名作な1本になったのでは、と単にいちスタッフに過ぎない僕ですが自画自賛であります。

シリーズ4年間(約200話)に映画2本、そして「ナイショ」が13本。長い間にはいろんなことがあったし、いいことも悪いこともたくさんあったけど、これらすべてに関わることが出来た僕は、本当に幸せだったなぁと思います。

「いいものは必ず残っていくんだ」「だからこそ、いいものを作っていくんだ」これはずっと変わらず僕の中にある言葉なんだけれど、これから先10年、20年と時が経っても、きっとこの作品は子供たちに愛されていくだろうと思います。そして今見てくれている子供たち、また大きいおともだちの皆さんも、将来結婚して子供出来た時、もういちどこの「どれみ」を引っ張り出して、子供と一緒に見て欲しいです。きっと今までとひと味ちがった感慨が持てると思います。

「どれみ」との日々はこれで終わり。やれることはぜ〜んぶやりました!悔いなし!

この濃密な日々のこと、この今の気持ちをを忘れずに、これからもいろんな作品に取り組んでいきたいと思います。