「どうでしょうリターンズ」のことを書いたら、さっそく北海道在住の方からメールをいただいた。どうも情報ありがとうございました。この場を借りて御礼。
>「水どう」も面白い番組ですが、「ドラバラ」という、
>鈴井さんや大泉さんらが作っているドラマの番組はご存知でしょうか?
>こちらも非常に面白いのですよ。
おお、これは知らなかった。発売されているという番組DVD、早速手に入れるべくいろいろ調べるが、これネットでは売ってないのね。・・・というワケで、[北の守りノースポイント・ワン]こと26話作監さま、すみませんが札幌市内調べて下さい!あれば即買いで(笑)。
その「どうでしょう」でおもしろく且つ過酷に描かれているのが夜行長距離バス。夜の間高速道路をひた走り、翌朝には目的地に到着しているという、我々庶民には大変ありがたい乗り物である。実は僕、これ結構スキなのである。しかも、体質的にちゃんと寝られるし(←いや、寝られない場所ってのがない体質ですね)。
いままでに僕が利用した路線は、鳥取→品川(キャメル号)、札幌→釧路(スターライト釧路号)、東京→高松(ドリーム高松号)、新宿→奈良(やまと号)、東京→青森(ラフォーレ号)。
で、思い出したのが、ラフォーレ号に乗った時のことである。忘れもしない98年の11月。ちょうど勤労感謝の日がらみの連休である。その年のそのころ、入院中であった友人アニメーターのもとへ「じゃあ、お見舞いに行くよ」と札幌に行く計画を立てていた。だが「普通に行ったんじゃ面白くないねぇ」。何しろ羽田=札幌は飛行機でわずか1時間半。遠い割には近いのだ。それで考えたのが「陸路で札幌を目指す!」というもの。むか〜し、JR乗り継ぎ海峡線経由で札幌まで行ったことがあったので、今度は「夜行バス」で行くことにした。それで利用したのがこのラフォーレ号。夜のうちに東京→青森を移動しておいて、翌朝、青函フェリーで函館へ、そしてバスかJRで札幌を目指す、という計画である。おお、なかなかよいではないか。
「あ、僕も行っていいですか?」出発の前日になってながみね君が一緒に行きたいと言い出した。しかし、僕と一緒の便のラフォーレ号は満席売り切れ。「じゃあ僕はJRで青森目指しますので、朝青森駅待ち合わせということで」。かくして、成り行き任せ、お笑い陸路で札幌ツアーのスタートである。
11月20日(金)夜、仕事を終えた僕は東京駅八重洲口からラフォーレ号にて出発。東北自動車道で一路青森を目指す。一方ながみね君は上野発の寝台特急はくつるの寝台車券をなんとかゲット(最後の1枚だったらしい)。JR東北本線で青森を目指す。
翌朝6時、ラフォーレ号は青森駅前に到着。いやぁ、メチャ寒!雪である。ごんごん雪。すでに10数センチ積もっている。軒下で雀たちも羽根をまん丸にふくらませて震えている。聞けば東北地方を低気圧が移動中で、実は昨晩東北自動車道も僕らのラフォーレ号の少し後で路面凍結から多重玉突き事故が発生、いきなり通行止めだったらしい。いやはや、危ない危ない。
しかし、午前6時の青森駅前、開いてる店皆無である。仕方なく青森駅構内の待合室に逃げ込んで、ながみね君を乗せた特急はくつるの青森着まで暖をとる。その特急はくつる、雪のための遅延で到着が30分ほど遅れて到着。改札口でながみね君と無事合流である。
で、とりあえず駅前市場の中にある埼玉屋なる店でイクラ丼を食べ、さぁどうするか?次のフェリーまでまだまだ時間があるので、2〜3時間青森駅近辺で時間をつぶしてからフェリー埠頭へ移動。いよいよ津軽海峡渡って北海道である。
フェリー出航。初めてのフェリー体験である。これがまた快適。シートベルト付きの座席でなんか飛行機乗ってるみたいだったり。しかもスゴイ速度で陸奥湾を突っ切って行く。ところが湾の外、津軽海峡に出たとたん、海上は大時化!高速で飛ばしてきたフェリーは、さながらジェットコースターかエアーポケットに落ちた航空機かっていうくらいに揺れる揺れる。もうね、波の上飛んじゃってるんである。いやぁビックリ。僕らの前に座ってた子供は怖いって泣くし。飛行機みたいな座席だからって、飛ぶなよ>フェリー。さすがにフェリーはあわててスピード落としましたね。
そんな感じでフェリーは雪の函館港に到着。ちなみにフェリーは僕らの便を最後に「天候不順につき全便欠航」ははは(笑)。
その夜は結局雪の函館に一泊である。函館山に登ったり、五稜郭タワーに上ったり、と観光。翌日、快晴の空のもとJRで札幌入りし、時計台(笑)とか一応観光してから(ちなみにそれまでに10回は札幌来てるんですが、僕)、無事お見舞い完了と相成ったのである。
そんな寝台特急はくつるも、東北新幹線の八戸乗り入れに伴い、今年の11月いっぱいで廃止となるらしい。
やっぱり"夜行〜"って'ロマン'ですよね?そういうのが段々無くなるのってなんかねぇ、寂しいっていうか、ねぇ。