6月29日(木)

父が再入院した。今度は大腸ポリープである。今日から1週間のご入院である。人間歳をとると、体の中にいろんなものができるのである。直径20ミリ超のサイズのものを5個、内視鏡手術で切除した。主治医に見せてもらった内視鏡写真のきれいなこと!ホント、人間の腸の中って鮮やかなピンクなのだな。色指定的にはこれを生かして・・・って、そんなの参考に使うような仕事、そうそう無いって。「北斗の拳」じゃないんだから(笑)。

で、狭山の実家に久々に戻って溜まった郵便物の整理をしていたら、先月の香港でのカードの請求書が来ていた。見てビックリ!4人で死ぬほど食べた1日目の夕食代720H$(香港ドル)が日本円でわずか1万50円!換算レートは1H$=13.959円であった(ちなみに現地香港で両替したときのレートは約17円)。少なくとも1万2千円はとられると思っていたのに、あらら、これならカードで払った方が安かったなぁ!ただし、カードの場合、決済日のレートで請求が来るから、場合によっては「ズドンッ!」と高くつくこともあるからね。

というわけで、あの日の夕飯代は、ひとりあたま2500円也と相成ったのである。

6月27日(火)

どっぷり「梅雨」な今日この頃である。我が中野アジトも心なしかジトっと湿っぽい。いつもはなんとか除湿器フル稼働でサラサラモードをなんとかキープしているのだが、ちょっと油断して窓を開けたまま朝を迎えると、いや〜な感じで「ジトっ」としている。さぁ、頑張れ!除湿器くん!

忙しい時って、何かこう急に「物欲」に駆られることってありますよね?去年の「劇場版金田一少年の事件簿2〜殺戮のディープ・ブルー〜」の時は発売と同時に「IBM WorkPadc3J」をフラフラッとWebショッピングしてしまったのだが、今回もやってしまいました!Handspring社のPDA「VISOR(ヴァイザー)日本語版」をご購入してしまいました!

 

「ふた」とスタイラス・ペンこれも「Palm」や「WorkPad」と同じPalm-OS搭載のPDAで、大きさは「Palm。(スリー)」より一回り小さくメモリは8Mb搭載、単4電池2本で駆動。色が5色(グラファイト/ブルー/アイス/オレンジ/グリーン)から選べるのがグッドである。ちなみに僕はアイスにしました。なかなかオシャレでしょ?
コイツの1番の売りは背面の拡張スペース(「Springboard」というらしい)に別売り(サードパーティ)の各種拡張モジュールを搭載する事により、「Palm」や「WorkPad」にない機能を追加出来るのだ。現在発売が予告されているのは、MP-3用の拡張モジュールやPHSモデム一体型拡張モジュールなど。夏以降に順次発売とのこと。
本体価格が約3万円とわりかしお手頃な価格設定、魅力の拡張機能&オシャレな5色は「なかなかやるな!」であります。

そうそう、先日visor付属のスタイラス・ペンをいじっていて発見したんだけど、スタイラス・ペンになんと「リセット・ピン」と「ドライバー」が仕込んでありました!こういうのってスッゴク嬉しくなってしまうのですね。

Handspring社 http://www.handspring.co.jp

Vis-A-Vis(ヴィ・ザ・ヴィ)<Webショップ>
http://www.visavis.co.jp

※おかげさまで当サイト「kunion's cafe」のカウンターが6000を越えました。
みなさんどうもありがとう!

6月25日(日)

完全オフ2日目。

この秋に企画中のとあるイベントの準備のため、朝から小雨の中を南青山〜表参道〜渋谷〜新宿とまわって足が棒になる。ここのところ超運動不足であったので、なかなかいい運動であった。

青山のおしゃれなケーキ屋でタルトを食べて、表参道のおしゃれなカフェでランチ、そして新宿の新しいラーメン屋で白湯スープのラーメンで夕食。

早く寝るつもりが、いろいろアニメのビデオを見ていたら沸々と仕事がしたくなる。

ああ、何か新しい作品のお仕事が欲しい!

6月24日(土)

ようやく「劇場版おジャ魔女どれみ#」の製作が終了したので、今日は久々のオフである。
で、以前より延び延びになっていたハル・フィルムの美人色指定3人衆と西荻窪で呑み会を開いた。

実はうっかり寝過ごしてしまった僕のせいで予定より1時間遅れて始まった呑み会は、僕らの予想を遙かに超えて大いに盛り上がりに盛り上がって、ナント朝5時まで続いたのであった。(実はこの夜、映画「ミッション・インポッシブル2」の先先行オールナイトに行って来ようと思っていたのだけれど、そんなわけで流してしまったのだな)
僕以外のみんなはフリーの色指定として業界の荒波を乗り越えて活躍されてて、そんなみんなの話は面白くて、深くて、実に楽しかった。で、僕もいろんなことを深く考えてしまいました。

またやりましょう!>川上さん!谷本さん!中村さん!

話は変わりますが、先日書いたYahoo!オークションの「タイムマシン(本物)」の出品はいつの間にか終わってしまった(うち切られた?)ようです。

で、出品されているのを僕が発見したときに保存しておいた画面がこれです。多少圧縮してあるので少し見にくいですが、見れなかった方は見てください。・・・でも、本物だったのかなぁ、タイムマシン・・・。

6月23日(金)

現在時間23日の深夜2時半、すなわち24日(土)の未明。芝崎の東映化工(東映の現像所)の応接室からの更新である。

「劇場版おジャ魔女どれみ#」の0号(フィルムの第1本目のプリント上がり)のチェックのためにプロデューサー、監督以下、メインスタッフが全員集合している。このチェックが無事通ってOKが出せれば、これでホントに映画の完成。晴れて全国公開に向けて、一斉にフィルムのプリント量産に入るのだ。

・・・のだが、実はこれが遅れに遅れているのだ。ホントは夜10時スタートのハズだったのだが、それが11時になり、12時過ぎになり、1時過ぎてもダメ、2時にはなんとか、って話が、つい今し方、3時過ぎになるという連絡が入ったのだった。

あ〜あ、やれやれ、である。

僕も結構長いことこの仕事をやってるけど、ここでこんなに待ってるのは初めてである。

果たして、いったい何時に0号が見れるのでしょうか?

待ちに待った6時間!

午前4時にようやく試写開始となった。あっという間の25分。2〜3問題のあるカットもあり、急ぎ差し替えとなってしまったが、心配していた「色」の方はほぼ完璧の出来で、美術監督の行さんとふたり、

「うむ!勝ったね!」

と静かにうなずきあうことが出来たのだった。

6月22日(木)

今日は久々日付が変わるかなり前に中野に戻って来れた。で、近所のFRESHNESS BURGERでこれを書いている。

本日夕方、「劇場版おジャ魔女どれみ#」の最後のカットの撮影データが上がり、OK。予定より1日遅れであるが、これで全カット完パケ、一応完成と相成った。あとは明日の晩、フィルムに焼いたモノのチェック(0号試写)してホントに完成である。

短い作業期間ではあったけれど「ギュッ!」と密度濃くいいものが出来た。いや、ホント、よい出来なのでみんな見てください!

「今世紀最大の自転車操業」状態であったため、更新が滞りまくっていた当サイト、当コーナーだが、更新できない間に世の中ではいろんなことがあって、ネタ的にはいっぱい書きたいこともあったのだけれど、時間が経っちゃって色あせたネタもたくさんあって、ほとんどボツ。でもまぁ、ポチポチと書いていこうと思います。

で、話は変わるが、アメリカの対北朝鮮の経済封鎖が緩和され、いよいよコカコーラが北朝鮮で発売されるらしい。その第1弾のトラック隊が今日、陸路38度線を越えて北朝鮮に入ったとのこと。負けじとペプシも北朝鮮進出とのことだそうだ。いやぁ、見てみたいゾ、ピョンヤンの街をペプシマンが走るCM。是非やって貰いたい販促キャンペーンはやっぱり「金正日のボトルキャップ」プレゼントでしょう!

※ 追記1;
 フレッシュネス・バーガーから部屋に戻ったあと、別に「どれみ完成記念」ってワケじゃなかったのだが、ちょっと張り込んで中華のデリバリーを頼んだ。いや、別に食べに出ても良かったんだけど、一人だし、部屋で急ぎやってしまわねばならない仕事があったのでデリバリーにしたのだ。頼んだ先は「上海エクスプレス」
(いつもの「明白」って店のデリバリーにしようと思ったんだけど、すでにオーダー受付時間を過ぎていたのだな)

ところが、だ。

マズイ!不味いのだ、味が!
いやぁこんなの食べたの久しぶりだよ!半分以上捨ててしまいました。そういえば配達に来たあんちゃんも無愛想この上なかったし。
もうオーダーしないゾ!上海エクスプレス!。

※ 追記2;
YAHOOのオークションにタイムマシン(本物)が出品されてます!
AC100Vで稼働って、家電か?!

6月15日(木)

爆発的に忙しかった「今世紀最大の自転車操業」状態も徐々に収束に向かい、だいたい今週末を乗り切れれば一段落、といったところである。

抱えていた仕事を挙げれば、まず「劇場版どれみ#」。今週末に集中してTPデータが上がってきて、僕が手を入れるモノも少なくないので大変なのだが、まぁこれは何とかなるでしょう。22日に原板、0号試写予定。
実はこの「劇場版どれみ#」の作業中に僕が使っているマシンのメモリ不足(64Mb×3の192Mbであった)が表面化し、急遽他の部署のマシンからDIMM128Mbを2枚、ひっぺがしてくるという大作戦を実行。320Mbになったマシンでサクサク作業中である。

次に「TVどれみ#」。作らねばならない彩色設定を僕が止めまくっていて、各方面に多大なるご迷惑をかけ、さすがに上司に怒られてしまった。まぁ、これもここ2〜3日でクリアー出来そうである。もっとも追加のキャラクター設定がまだ手元に降りてきていない(というか、キャラクター・デザイナーが「劇場版デジモン」に徴収されてしまい作業がストップしている)ので、あとあとスケジュールが詰まってくることが予想される。

「TV金田一」。こっちも現在進行中の#139-143がらみで彩色設定が数体、僕の所で止まっている。これは明日やっつける予定。次のエピソード(#144)のキャラ設定も昨日あたりから僕の手元に届き始めている。これも来週中にはやっつけなければならない。さらに「新オープニング」である。#139のオン・エアから差し替えらしいので、TVで流れるのはわずか10回ほどなのだ(#148が最終回なのだね)。週明けに打ち合わせで今月いっぱいで作業・編集そして納品とのこと。やれやれ。

そして「ストレンジ・ドーン」。実は昨日、最終話(#13)の美仕打ち合わせだったのだ。1クールのシリーズは早い。やっといろいろツボが分かってきたと思ったら終わりなのだな。最終話の演出が佐藤順一氏ということもあって、昨日の打ち合わせはみんな盛り上がっていた。来月11日より放送が始まるのだが、なんとか「2nd シーズン」の話がまとまって欲しい。この作品はもっともっとやりたいのだ。(できれば色指定の打ち込みまでやりたいなぁ。)
まぁ、 それはともかく、目下#11の色彩設計、彩色設定の作成がもうチョイ。今日明日で完パケにしなくてはならないし、来週前半で#12の分もやらねばならないのだな。

ってな具合で挙げていったら、おお、コイツは結構大変じゃあないか!Freshness Bargerでのんびり原稿書きなんてやってる場合じゃないのであった。

6月12日(月)

1日前の話なんだが、11日の日曜日に久々大森にまでお出かけ、キネカ大森という映画館で「喜劇王」という映画を見てきた。で、そのあと、蒲田によって用事を済ませてから目蒲線に乗り途中東横線に乗り換えたりして渋谷に出た。公園通りをとことこ行くとディズニー・ストア渋谷公園通り店がある。今や珍しくも何ともなくなったディズニー・ストアである、が、僕は一瞬目を疑った。ディズニー・ストアの1階を占拠していたのは、な、なんと招き猫であった。
何故、招き猫がディズニー・ストアに?ひょっとしてディズニー・アニメの次回作のキャラクターが招き猫?

・・・ いや、違う。違うぞ!よ〜く見るとそれは・・・!!!

ディズニー・ストア公式Webサイトhttp://www.disney.co.jp/store/

ここ最近の傾向として、各国のディズニー・ストアの「ご当地モノ」の商品展開はよくわかるんだけど・・・しっかしさぁ、どう見てもパチモン臭すぎるゾ!ディズニー・ストア。

6月10日(土)

東京も梅雨に入った。今夜も窓の外は雨。

今夜は予定をすべて変更して早めにスタジオを退けて中野に帰ってきた。この一週間、毎日午前3〜5時まで仕事&昼には出勤という日々であったので、さすがに疲れが溜まってきていて眠くてしようがなかったのである。ところがそういう状況であればあるほど、寝ようと思った瞬間から変に目が冴えてしまい、午前2時を過ぎた今、白ワインをあけてチーズをかじりながら、NHKで放送中のドリカムの番組を見ていたりする。

梅雨は嫌いだ。気持ちが憂鬱になることもイヤだが、なにより湿気が気持ち悪い。僕の潜伏する中野アジトは鉄筋コンクリートのマンションの8階なので、サッシを閉ざしてしまっていればそれほどムシムシグシャグシャという事はない。が、それでも雨の日が続くとやっぱり湿気は入ってくるもので、「イヤ〜ん」な気持ちになってしまう。

そこで登場するのが湿気除去装置「コスモクリーナーS」である。って、いや、その、ただの除湿器なんですけどね(「-S」のSは「サラサラ」のS)。数年前にこの部屋を借り始めた年に購入。お値段は幾らだったかな?結構決して安くない、それなりの金額だったような。以来数年間、この梅雨時期の大事な相棒なのである。だいたい部屋の湿度が60%を越えたときに作動させるのだが、見る見るうちに除湿器のタンクに取れた湿気、すなわち水が溜まってゆく。ホント面白いように湿気が取れるのだ。しかもエアコンと違い室温が下がらない。よってつけっぱなしで寝ても体が冷えないのだね。

今夜も先ほどから除湿中。このまま作動させておいて今夜はサラサラでグッスリなのだ。

6月5日(月)

その夜の僕は面会時間ぎりぎりまで母の病室に居た。
「今日か、明日か・・・」
父とそんな会話を交わして、再び大泉のスタジオに戻り仕事に向かっていた。

母がガンで倒れて入院し2ヶ月。もう手遅れとわかってからの日々は辛いばかりであった。あまり苦しませたくないと思う反面、一日でも長く生きていて欲しい。そんな矛盾が心を締め付けていた。

昼少し前、母の病室に顔を出してからスタジオ入り。夕方まで仕事をして一旦帰宅。病室に顔を出し、面会時間ぎりぎりまで母の傍にいて再びスタジオに戻り朝方まで仕事。折しも、夏の劇場用作品の色指定を担当していた僕は、休むわけにもいかず、そんな日々を続けていた。

午前5時、僕はスタジオの新館2Fのトイレにいた。疲労のせいなのかここ数日腹具合が悪く、緊急連絡用に持ち歩いていたポケベルを見つめながら便座に腰を下ろしていた。
「今日か、明日か」数時間前の会話を思い出していると、

ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ・・・。

「!」ポケベルが激しく鳴り始めた。自宅からの呼び出しだった。

「来たか・・・」

すぐさまトイレを出て、タクシーを呼ぶ。 電話の向こうで「10分」と言う声がやけに遠く聞こえた。大泉から中野まで約15分。早朝の街をタクシーが走り抜け、病室へ駆け上がった時には主治医が心臓マッサージを続けていた。僕の到着で家族が揃ったのを確認した主治医は、続けていたマッサージの手を静かに止めた。

6月5日、午前5時半であった。

毎年この時期になると、あの頃のことを思い出す。特に今年は、久々に夏の劇場用作品を担当していて、こうして朝方までスタジオで過ごしていることが多く、ことさら様々なディティールが思い出されるようだ。

まだ入院して間もない頃、自宅の方向に窓が開いた病室で、遠く窓の外を望みながら、ひとこと「帰りたい」と言った母の声が、いまでもしっかりと僕の記憶に刻まれている。この一言が、僕がハッキリと覚えている母の最後の声なのだ。一生忘れ去られることのない一瞬の記憶である。(その数日後、母は気管切開により"声"を失うことになる)そんな母を家へ連れて帰ってあげられなかった事が、僕のこれまでの人生で最大の心残りである。もう7年も経つというのに、未だに僕は心が張り裂けそうになる。

忘れられないものがあり、忘れてはならないものがある。

これからも毎年、僕はこの日にそれを思い出す。