西暦2000年のプロ野球セントラルリーグが開幕した。開幕前の大方の予想では、ブッチギリで読売ジャイアンツ優勝ということであるが、果
たしてそうなのか?確かに大枚はたいて工藤や江藤を始め、いわゆるひとつの「大補強」をやった訳なんだけど、よくよく見ると、昨年来の問題は何一つ解決していなかったりする。
仁志-清水-江藤-松井-高橋-マルチネス-二岡-村田真という開幕オーダー。さすが「ゴージャス」である。が、この打線、実は控え、つまりは代打陣が結構貧弱なのだ。確かに先発は良い。贅沢な布陣である。が、チャンスに打順が投手に回ってきたときなんか、いまのジャイアンツ・ベンチには「代打の切り札!」が不在なのである。特に左。
投手陣も先発陣は豊富で、本来先発型の投手も中継ぎに回るほどである。が、昨年あれほど言われていた「信頼できる中継ぎ」が不在なのだ。豊富な先発陣といえども「完投」可能な投手は上原、工藤ぐらいで、継投は必至である。となれば、相手の打線に対して左右二人ずつは「中継ぎの専門家」が必要になってくる。さらには戦況次第で「敗戦処理」を任せられるタイプの投手も必要。でも、いないのだね。
「抑え」さえもまだ牧原に固執している。今年は河本も加わったとはいえ、左右関係なく絶対的信頼の置ける抑えが一人いれば良いのだ。となれば、昨シーズン後半成功した桑田が適任ではなかったか。誰の目で見ても牧原は脆く、抑え向きではない。
開幕戦を見る限り、昨年来の問題点がそのまんまなんだ、ってことを痛感させられた。ハッキリ言って打線は水物。いい投手が出て来ちゃえば打てないモノは打てないのだ。となれば、いかに失点を防ぐか、ということでしょ。上原はやっぱり去年の上原ではないのだ。中継ぎも走者を出しまくって、失点こそそこそこだったけど危なっかしくって疲れてしまった。
う〜む。
それでも、がんばれジャイアンツ。次の試合に期待しちゃうのである。